文法の重要性

文法、文法と中学・高校と言われ続け、文法嫌いな方が多いと思います。

さらには、そこに目をつけ、文法が分からなくても英語はできるといったような情報が飛び交うのを目にしますが・・・

これだけは言えます。

文法ができない人は英語はできるようにはなりません!!


断言します。

文法ができずになぜ英語ができるようになるのでしょうか?

音から入る、フレーズで覚える、それは間違ってはいません。


ですが、文法をないがしろにして英語が上達する人を私は見たことがありません!!


逆を言えば、
文法ができれば、TOEICなどの資格試験はある程度でるでしょう。

例えば、

① I go to school. と

② I'm going to school.


この2つの文書を日本語で言い表してみてください。

いかがでしょうか?


この2つの文書は、
「学校に行く」というそのものの事実は変わりません。

ですが、意味としては全く異なります。


普通、①の現在時制で表す文章は

「習慣」

を意味しています。

一方、②の現在進行形の使われている文章は

「今行っている動作」

を意味します。

日本語にするとこのような違いがあります。


① 私は(毎日、習慣的に)学校へ行く。

② 私は学校へ行っているところだ。


全く意味が違いますよね。

意味の違いは上で説明した通りです。

正確には、訳し方や別の解釈もあるのですが、ここでは分かりやすいように上のように日本語をあてました。

こんなものに何の違いがあるのだと思われるかもしれませんが、英会話では相手の職業を聞く時に次のように言います。

What do you do?

君は(毎日、習慣的に)何をしているの?

⇨君の仕事は何なんだ?


これは相手の「習慣的な」行いを聞いているのです。
だから、相手の仕事を聞くことになるのです。

この時に、

I'm going to school.

と言ってしまうと、相手は首をかしげます。

なぜなら、実際に今しているのは、その人との会話ですからね。

このように、微妙な差ではあるかもしれませんが、文法の果たす役割は非常に大きいのです!!

他にも、

TOEICのPART 5

では文法的な問題が多く出題されます。

他のリーディングパートでも文法は必須知識になります。

社会人でTOEICのスコアアップに悩まれてる方は、まずは基礎基盤である文法を攻略することに着眼してみてください。

テクニックや問題の解き方はその先の話です!!

まだまだここには書ききれない文法的なお話がありますが、
ひとまず今回は、この辺にて締めさせてもらおうかと思います。

今後の更新をお見逃しなく!!

それではまた!



THOTH ENGLISH

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